開かれる門戸

保育士試験は合格率が低いことで知られています。それは受験科目が8科目あり、そのどれもが合格していなければいけないからです。その上実技試験も含まれているため、社会人や子育てをしながら合格をするのは厳しいという見方があるのも事実です。しかし、現在ではそのような風向きも変わってきています。

その理由は昨今の日本の保育士不足です。人員不足により定員よりも園児を集めることが出来ない保育園がいくつもあるという現状を省みると、現在の受験資格も緩和されていくのではないかという見方が強まっています。そのため、それを見越していまから勉強に勤しんでいる人も少なくありません。また、今のところ保育士には年齢制限も無いため、老後のキャリアとして考える人もいます。

緩和策が進んでいる具体的な一例としてあげられるのが「地域限定保育士」資格です。こちらは全国ではなく特定地域に限定して保育士として働くことが出来るという資格です。この資格を持ちながらキャリアを積んでいけば全国で働くことが出来るという仕組みになっており、今後全国的に実施されていくことになります。これは市町村単位で実施されるため、保育士への道が新たに開かれたといっても過言ではないのです。